にしかわ化石館の方向性
西川功氏は、水晶に興味を持ったことがきっかけで小学校の頃より地学の勉強を独学で続けられました。
蒐集されたコレクションの中にはオキナワアナジャコなど全国的にも希少価値の高いものが含まれています。
油木協働支援センターは、西川功氏没後7千点余りの化石・鉱石コレクションと西川功氏の功績を後世に残したい強い思いで、令和2年より「化石魅力化プロジェクト」を進めて参りました。
「にしかわ化石館」の開館が、西川功氏の遺志を継ぐとともに神石高原町の生涯学習拠点として、活性化と文化の向上に寄与することを願っています。
期待できる効果
○教育効果
-児童・生徒-
●学力の向上 ●豊かな心の育成 ●公共の精神の育成
●自立心の育成 ●コミュニケーション能力の育成 等
-学校-
●教職員の地域・生涯学習・社会教育への理解 等
-地域-
●教育に対する関心の高まり ●教育力の向上
●生きがい・やる気・充実感の向上 等
○郷土愛愛着効果
●地球の成り立ちや地域の歴史の理解 ●自然保護・保全
●将来的な社会教育施設(博物館・美術館等)設立への理解・必要性・機運の
向上 等
○経済効果
●近隣地区の自然観光資源との連携事業
●自然観光資源の発掘・整備
●体験交流会 等
↓
「自然と歴史を生かした
教育・文化のまちづくり」の具現化へ
活動内容
第73回広島県公民館大会
令和6年8月8日(木)、三原市芸術文化センター
(ポポロ)ホールにおいて第73回広島県公民館大会
が開催され、『~化石魅力化プロジェクト~「西川化
石標本室」から「にしかわ化石化石館」へ』と題した
実践事例報告を行いました。
油木小学校6年生「総合的な学習の時間」
令和6年2月28日(水)、油木小学校6年生2名が「総合的な学習の時間」で、「油木の魅力再認識」を学習テーマに「にしかわ化石館」を訪れました。
子どもたちは、松岡にしかわ分室長からの化石館開館に係る、「西川功氏の業績」「看板に込められた思い」「プロジェクトの取り組み」等の説明を熱心に聞きとっていました。
尾道市立御調西小学校で出前講座開催
令和6年1月23日(火)、尾道市立御調西小学校6年生を対象に出前講座を開催しました。
これは、「令和5年度広島県公民館連合会公民館等活性化モデル事業(8月)」実施の際に、林尾道市河内公民館長さんが事業視察に油木へ来られたことが縁で実現したもので、「学校と地域の連携」を図ることを目的に企画された事業で、御調地域学校運営協議会・御調地域各公民館等からの関係者の視察もありました。
この事業は、公民館の主催事業を学校が全面協力し、理科の授業の一環として教室が会場となる等、尾道市における「社会教育と学校教育の連携」に先進性を感じる出前講座となりました。また、広島県立生涯学習センターからの視察もあり、今回の取り組みについての高評価もいただきました。
このような「生涯学習」の実践・積み重ねが、「人づくり・つながりづくり・地域づくり」を担っていくと思います。
御調西小学校の6年生児童も、「化石クリーニング」体験を通じて学習を深めることができたと思います。
「にしかわ化石館」来館者1000人達成!!
令和6年1月5日(金)、「にしかわ化石館」は来館者1000人を迎えることが
できました。
記念すべき来館者は柚木龍雄さん・柚木文恵さんご夫妻(岡山県井原市)で、松岡
純夫油木協働支援センター「にしかわ」分室長より、心ばかりの記念品を贈らせてい
ただきました。
柚木さんは「化石・鉱物」に興味を持っておられ、以前から「にしかわ化石館」が
気になっていたそうです。
令和6年は「辰年」、1000人目の来館者が「柚木龍雄」さんということで、縁
起の良いスタートを切ることができました。
夢門塾来館
令和5年12月25日(月)、夢門塾の子どもたちが引率の先生と一緒に化石館を訪れました。
何度か来館したことのある子もいたようですが、改めて「化石」や「鉱石」に興味を持った様子で、展示ケースを覗き込んでいました。また、引率の先生も展示物を見て新しい発見もあったようで大喜びでした。
ティラノサウルス登場
令和5年12月8日(金)、ティラノサウルスの骨格模型が化石館へ登場しました。
藤井真一さん(油木出身:現在は福山市在住)より寄贈していただいたものです。藤井さんは松岡敬二さんと同級生で、西川功さんともお付き合いがあった方で、化石館開設時からいろいろとお世話になっています。
化石館来館時には、ティラノサウルスの骨格模型も是非ご覧ください。
豊松小学校6年生来館
令和5年11月20日(月)、豊松小学校6年生が化石館を訪れて「本物体験学習」を行いました。
化石や鉱物に対する興味・関心が高いようで、いろいろと質問をしたり展示物を食い入るように見ていました。また、化石クリーニング体験も角度を変えながら工夫して掘り進めて、たくさんの化石を採り出すことができました。
豊松で発見した石を持参し、その石については仙石庭園(東広島市)の尾森武尊学芸員(元地域おこし協力隊)にデータを送って、鑑定してもらうことにしました。
神石高原中学校「地域ふれあい行事」
令和5年11月8日(水)、神石高原中学校「地域ふれあい行事」が実施され、油木
地区在住の生徒が実際の現場に行き、露頭からの「化石発掘体験」を行いました。
「化石クリーニング」体験はあるものの、ほとんどの生徒は「化石発掘体験」は初めてで、露頭の斜面から化石を掘り出す作業を集中して取り組みました。中には大きなビカリアの化石を発掘する生徒もおり、楽しい時間が過ごせたようです。
神石高原XRキャンプフェス2023
令和5年9月16日(土)、神石高原XRスクールが化石館を訪れ、18日(月)に開催される「神石高原XRキャンプフェス2023」の事前学習を行いました。
中西プロジェクトリーダーから化石についての講義を受けた後、各自が選んだ化石を
スキャンしていきました。このスキャンした映像が18日(月)に神石高原ティアガルテンでのスタンプラリーに使用されました。
「えほんの国」出前講座2(ふくやま子育て応援センター)
令和5年8月19日(土)、昨年に引き続き「ふくやま子育て応援センター」から
依頼を受け、「化石出前講座」を開催しました。
今回も福山市内から10組の親子が参加して、「巻貝」や「二枚貝」の化石を採り
出して楽しい時間を過ごすことができました。
「にしかわ化石館」発 油木の歴史大発見(地学編Part2)
令和5年8月7日(月)8日(火)、昨年に引き続き油木小学校児童を対象に2日間の「化石から学ぶ体験教室」を開催しました。
今年度は講師に松岡敬二先生(前豊橋市自然史博物館館長)を迎え、特に「中生代の油木や地球」に関する学習や体験活動を行いました。台風の影響で計画変更もありましたが、「恐竜」の話題もあり、参加した児童も楽しい2日間が過ごせたようです。
内容:8月7日(月)体験活動「中生代地形探索・化石発掘体験」
学習活動「カイエビ化石が生きていた油木」
8月8日(火)体験・創作活動「化石クリーニング体験」
学習活動「中生代の生き物たち」
RCC中国放送「化石館」取材
令和5年5月30日(火)、RCC中国放送ラジオカー
による「にしかわ化石館」の取材が行われました。
これは「平成ラジオバラエティごぜん様さま」のコーナ
ーの企画で、生放送で「にしかわ化石館」を中西正一プロ
ジェクトリーダーがPRしました。
今回の放送を聴いてのリスナーの反響が楽しみです。
大阪市より修学旅行生来館
令和5年5月19日(金)、「神石高原町観光による地域つくり協議会」が中心となって招聘した、大阪市の中学校3年生が化石館を訪問しました。(油木地区へは14名がホームスティをしており、そのうち4名が来館しました。)
松岡分室長の説明・指導で化石・鉱石を見学したり、化石クリーニング体験をして実際に岩から化石を採り出したりと、短時間でしたが良い体験ができたと思います。
また、引率の先生6名が活動の前半部分で化石館を見学され、校長先生からは「大変素晴らしい。地域おこしの大きな宝ですね。」と高評価をいただきました。
庄原市視察
令和5年3月26日(日)、庄原市で活動されている「庄原化石集談会」の皆さんと交流しました。
当日は昨年12月に発見され、会事務局長の大澤さん宅に移動された1600万年前のクジラの化石の実物や、併設されている私設ミュージアムを見学させてもらったり、実際に発掘された西城川も案内していただきました。
現場では会長の古川さんや発見者の阿保さんともお会いでき、交流を図ることができました。(数組の家族連れも河川敷で化石発掘を行っていました。化石マニアには最高の環境が広がる地域です。)
「庄原化石集談会」の皆さんとは、今後も連携をとらせていただければ幸いです。
化石館PR
令和5年3月18日(土)、文化イベント
部が主催したコンサートに出演していただい
た「Mebius(メビウス)」のお二人に、
「にしかわ化石館」のパンフレットを持って
ポーズを決めてもらい、PRに協力していただ
きました。
総合文化祭広報活動
令和5年3月12日(日)、「神石高原町総合文化祭芸術部門」会場にて、「にしかわ化石館」の広報活動を行いました。
当日はやまなみ文化ホールロビーに化石・鉱物の一部を展示したところ、足を止めて手に取ったり覗き込んだりと、興味・関心を持たれた方も多くおられ「是非一度行ってみたい」とのうれしい声も聞かれました。
広島県立生涯学習センター訪問
令和5年3月10日(金)、広島県立生涯学習センターの杉原直樹社会教育主事が化石館を訪問されました。
これは、今年度の「広島県公民館連合会公民館等活性化モデル事業」実施を受けて、事業実施状況の聞き取りと化石館の視察をされたもので、モデル事業の成果と課題等について県立生涯学習センターと共有させていただきました。
また「にしかわ小さな展示室」で公開中の「インドネシアの化石とオパールの輝き」展も見ていただきました。
油木保育所園児来館
令和5年3月2日(木)、油木保育所うめ組園児11名が化石館を訪問しました。
恐竜に興味をもっている園児もおり、プテラノドンの模型や他の恐竜の爪や足跡の化石を見ては大喜びでした。
展示ケース内にあるいろいろな化石や鉱物にも興味を示し、「きれいな石やいろいろなものがたくさんあるね」とうれしそうに話をしていました。
来見小学校6年生来館
令和4年12月21日(水)、来見小学校6年生9名が「理科」の学習で化石館を訪れ「本物体験学習」を行いました。
化石館内の見学や化石クリーニング体験を通じて、学校で学習する内容をさらに深めることができたと思います。
担任の先生が夏に開催した「大人の化石教室」へも参加され、実際に学習・体験された関係で今回の「本物体験学習」が実現しました。このような流れは、「にしかわ化石館」としても大変うれしいことです。
油木小学校6年生来館
令和4年12月7日(水)、油木小学校6年生7名が「理科」の学習で化石館を訪れ「本物体験学習」を行いました。
化石館内の見学や化石クリーニング体験を通じて、学校で学習する内容をさらに深めることができたと思います。
参加者のうち2名は夏の「化石から学ぶ体験教室」にも参加しおり、今回の学習を通じて「油木の化石・地形」を改めて考える機会になったのではないでしょうか。
JIN(神)プレミアム認定証授与式
令和4年11月8日(火)、化石館において入江
嘉則町長より今岡一憲センター長に、「JIN(神)
プレミアム」の認定証が授与されました。
「神石高原町の宝」として、化石館の価値を高めて
いきたいと思います。
化石館増築5
JIN(神)プレミアム認定
令和4年11月4日(金)、化石館室内の展示標本の移転作業を行いました。
今後、新展示スペースには展示ケース3台を配置し、収納庫から新しい化石標本等を公開していく予定です。
化石館増築4
令和4年10月6日(木)付で、神石高原町から
「JIN(神)プレミアム」の認定を受けることと
なりました。
これは、故西川功氏の功績や「化石魅力化プロジ
ェクト」のこれまでの取り組みを神石高原町に評価
されたものです。
これからも、神石高原町の生涯学習・社会教育推
進に力を入れていきたいと思います。
化石館増築3
令和4年9月29日(木)、増築部分の内装が完了しました。この部屋は新しいワークショップスペースとなり、現在のワークショップスペースは展示スペースとして活用することになります。また、屋外地下物入部分は「化石クリーニング体験」用の教材等を収納する予定です。
工事期間中はご迷惑をおかけしますが、施設見学は可能です。(開館は通常どおり月・水・金の11:00~19:00です。祝日・休日は閉館します。)
令和4年8月30日(火)から始まった増築工事が
完了しました。
今後の作業は、部屋の移動や展示物等の準備に移り
ます。時間もかかり作業中はご迷惑をおかけすること
もあると思いますが、施設見学は可能です。
化石館増築2
令和4年9月20日(火)、増築工事開始から約3週間が経過しました。
工事期間中はご迷惑をおかけしますが、施設見学は可能です。(開館は通常どおり月・水・金の11:00~19:00です。祝日・休日は閉館します。)
化石館増築
令和4年8月30日(火)、にしかわ化石館増築工事が始まりました。当初の計画より着工が遅れましたが、工事は着々と進んでいます。
工事期間中はご迷惑をおかけしますが、施設見学は可能です。(開館は通常どおり月・水・金の11:00~19:00です。祝日・休日は閉館します。)
「化石の声が聞こえる」 大人の化石教室
令和4年8月22日(月)、松岡敬二先生(旧油木町出身・理学博士・前豊橋市自然科学博物館館長)を講師に招き「大人の化石教室」を開催しました。
当日は、午前・午後の2部編成として「自然科学」を中心とした講演・講義・実技
研修を行い、多くの方々が参加されました。
内容:8月22日
午前の部 講演「自然科学的感性は油木に原点あり」(地域・一般対象)
午後の部 講義「地学から考察する地球の歴史と生物多様性」
実技「化石レプリカ作成体験」「化石クリーニング体験」
(町内小中学校教職員対象)
「にしかわ化石館」発 油木の歴史大発見(地学編)
令和4年8月9日(火)10日(水)、油木小学生4~6年生を対象に2日間にわたり「化石から学ぶ体験教室」を実施しました。
この企画は、広島県公民館連合会が主催した「令和4年度公民館等活性化モデル事業」の指定を受けたもので、油木協働支援センター・化石魅力化プロジェクト事業として開催しました。
参加児童は4名でしたが、実際に仙養ケ原に赴いて地形探索をしたり現地での化石発掘をしたりと、今回のような特別企画でなければできない体験をしました。
内容:8月 9日(火)学習活動「地球の歴史を学ぶ」
創作活動「化石レプリカ作り(石膏)」
10日(水)体験活動「仙養ケ原地形探索・化石発掘」
「えほんの国」出前講座(ふくやま子育て応援センター)
令和4年8月5日(金)、ふくやま子育て応援センターから依頼を受け、化石魅力化プロジェクトによる「出前講座」を行いました。
当日は天満屋福山店を会場に、小学1年生から3年生の親子が参加して「化石クリーニング体験」に挑戦しました。
親子で協力しながら、夏休み中の楽しい時間を過ごすことができました。
子どもたちは取り出した化石を大切に持ち帰りました。
民生委員児童委員油木支部研修会
令和4年7月5日(火)、「民生委員児童委員油木支部研修」が「にしかわ」で開催され、定例会の後、中西正一プロジェクトリーダーの案内で「化石館の見学」と「化石クリーニング体験」が行われました。
化石館増築
油木小学校2年生来館
令和4年6月29日(水)、油木協働支援センター幹事会において化石館増築が承認されました。
増築工事を7月~9月にかけて行います。工事期間中の施設見学は可能です。
令和4年6月24日(金)、油木小学校2年生9名が生活科学習の一環で化石館を訪れました。
事前に考えて来た質問をしたり、お気に入りの化石を見つけようと展示ケースを覗き込んだりと、興味津々で熱心に学習して帰りました。
地域情報紙「アイ♡アイ」取材
令和4年6月3日(金)、地域情報紙「アイ♡アイ」による「にしかわ化石館」の取材が行われました。
取材記事は「アイ♡アイ」9月号に掲載される予定ですが、記事をきっかけに「化石・鉱物」に興味・関心を持ち、「にしかわ化石館」を訪れて学習を深める人が増えることを期待しています。
ケーブルテレビ「化石教室出前講座」放送
令和4年3月26日(土)、府中市国府公民館において開催した「化石教室出前講座」が放送されます。
○期日 令和4年4月19日(火)23日(土)24日(日)
○番組 「こくフレ!」
※放送時間帯はご確認ください。
化石教室出前講座
令和4年3月26日(土)、府中市国府公民館から依頼を受け、化石魅力化プロジェクトによる「出前講座」を行いました。
当日は、国府小学校1~4年生までの23名が、講義で「3億年前の府中市」を学んだり、「化石クリーニング体験」「化石レプリカ作り」に挑戦しました。
あいにくの空模様で屋内での学習となりましたが、子どもたちは発掘した化石を大事そうにお土産にして持ち帰りました。
また、当日は地元のケーブルテレビ・新聞社の取材もありました。
大人の化石教室
令和4年3月17日(水)、「大人の化石教室」を開催しました。
当日は町内外から10名の参加者があり、尾森武尊化石魅力化プロジェクトリーダーから「故西川功氏の功績」「にしかわ化石館展示物」等の説明を受けた後、実際に「化石クリーニング体験」を行いました。
説明の際には、「化石・鉱物・歴史等」について日頃からの疑問を質問したり、発掘体験で出てきた化石の種類を調べたり、大きさを比べたりと、短い時間でしたが有意義な時間を過ごすことができました。
令和3年度広島県生涯学習研究実践交流会
令和4年3月5日(土)、「令和3年度広島県生涯学習研究実践交流会」が油木協働支援センターを会場に開催されました。
当日は町内の「社会教育委員」「公民館運営審議会委員」として、活動されている方々が参加されました。
オンラインによる研修の後、「にしかわ化石館」へ移動して施設や展示物の見学もしていただきました。
今回の研修会をきっかけにして、「にしかわ化石館」を「神石高原町の宝・生涯学習社会教育の拠点」として活かす方策を、町・教育委員会へ是非「答申」していただきたいと思います。
豊松小学校6年生来館
令和4年3月4日(金)、豊松小学校6年生4名が理科の学習として「にしかわ化石館」を訪れました。
化石館展示品の説明や化石クリーニング体験を通じて、学校で学習する内容がさらに深まったのではないでしょうか。(児童たちは発掘した化石を大切にお土産として持ち帰りました。)
広島テレビ「ひろおく便り」放送
令和4年2月14日(月)、広島テレビ「ひろおく便り」が放送されました。
「にしかわ化石館」には、故西川功氏が蒐集された全国的にも貴重な化石が展示されています。是非、ご来館ください。
広島テレビ「ひろおく便り」取材
令和4年1月20日(木)、広島テレビ「ひろおく便り」が「にしかわ化石館」を訪れ、テレビ収録が行われました。
「旧西川化石標本室」から「にしかわ化石館」へのリニューアルがテーマで、展示内容や活動についての取材が行われました。
2月14日(月)18:55放送です。
ゆきキッズ「化石教室」
令和4年1月8日(土)、「にしかわ化石館」を会場にゆきキッズ「第2回化石教室」を開催しました。
「にしかわ化石館」が開館して初めての教室開催ということもあり、初めて化石館に入館した子どもたちもいて、改めて展示されている化石に圧倒された様子で見学し、説明に聞き入っていました。
化石クリーニング体験では、大きなハンマーを上手に使用して、小さな化石を掘り出してお土産として持ち帰りました。
神石高原町協働支援センター連絡会議
令和3年12月24日(金)、神石高原町協働支援センター連絡会議を油木協働支援センター分室「にしかわ」で開催しました。
この会議は今まで三和で開催されていましたが、10月に「にしかわ化石館」が開館したことを受け、町内各協働支援センターのセンター長・事務局長にも改めて視察していただき、「にしかわ化石館」を「地域の宝・教育資源」として共有を図ることを目的に今回は会場を変更してもらいました。
各地区にもそれぞれに「地域の宝・教育資源」が多くあります。各協働支援センターが足並みを揃えて共有・活用していくことが、「生涯学習によるまちづくり」につながると思います。
神石高原ディープなスポット巡りバスツアー
令和3年12月14日(火)、神石高原町観光協会が企画したツアーに参加された3名の方が化石館に来館されました。
3名は化石・鉱物等の説明に熱心に耳を傾けられ、「油木にこんなに素晴らしい施設があることがすごい。」「これだけの化石は見たことがない。」等、さまざまな感想を述べられていました。
また、開催中の「わんぱく冒険少年展」も見ていただきました。ショーケース内のグッズを覗き込みながら「懐かしい。あの頃は○○だった。・・・」と当時を思い出されていたようでした。
地域教育資源の活用を!
令和3年10月4日(金)に開館した「にしかわ化石館」には、2か月を経過して町内外から多くの方々に来館いただいています。
また、地元の小・中学校も見学や体験活動において「にしかわ化石館」を利用することで、「本物教材」通じて中身の濃い学習ができているようです。
10/05 三和小学校5年生 10/15 油木小学校2年生
11/05 神石高原中学校油木地区在住生徒
11/30 油木小学校6年生
「にしかわ化石館」が神石高原町の学習拠点として、学校関係だけでなく一般の方々にも積極的に利用していただくことで、生涯学習の推進とともに地域の活性化のきっかけ作りとなることを期待しています。
にしかわ化石館待望の開館!
令和3年10月4日(金)、「にしかわ化石館」が完成し開館式典を挙行しました。
「化石魅力化プロジェクト」では、故西川功氏の化石・鉱物等に対する熱い思いと共に、「西川さんが残された研究・学習の成果を広く認めていきたい。」「化石館開館をきっかけに、興味・関心を新たな学習の始まりにしたい。」「博物館のない町に、小さいけれど胸を張れる施設を作りたい。」「まちづくり・地域づくりに活かしたい。」等、様々な視点から計画を進めてきました。
完成した「にしかわ化石館」は公的な施設ではなく、手作りの小さな民間施設ですが、神石高原町の「生涯学習の拠点」として「学習ニーズ」に合う施設となればと思っています。
開館早々、三和小学校5年生、油木小学校2年生が学習に訪れました。また、テレビ局・新聞社等の取材・報道を見た方々が県内各地から来館されています。
油木協働支援センターでは、神石高原町が進める「自然と歴史を生かした教育・文化のまちづくり」を生涯学習・社会教育の分野から推進・具現化していきたいと思います。
にしかわ化石館開館前情報!
展示化石の選別作業
「にしかわ化石館」の開館が近づいてきました。化石魅力化プロジェクトでは、尾森リーダーを中心に館内のレイアウトや展示物の選別等、最終的な段階にはいりました。
開館前の今の時期からすでに学校関係からの利用希望もあり、関心の高さも感じられます。
油木協働支援センターでは、「西川功さんが生涯を通じて独学で研究・蒐集された学習成果を広く認めてもらい、その成果を社会に適切に生かす。」ことを目的に準備をしています。
いよいよ10月4日(月)、「にしかわ化石館」が開館します。
開館時には多くの皆様のご来館をお持ちしています。
令和3年7月30日(金) 化石標本の重要性を再確認
展示ケース清掃作業
令和3年7月30日(金)、改装が終わった「にしかわ化石館」となる建物に、展示ケースを運び込む作業と、コミュニティセンターで長期間保管され、埃や油等で汚れていたガラスの拭き取り作業も同時に行いました。
ガラスケースは、故西川功さんが所有されていた物に加え、「にしかわ化石館」開設の趣旨に賛同していただいた方からの寄贈もあります。
また、8月4日(水)には、広島大学名誉教授の沖村雄二先生が来町され、化石の鑑定作業が行われました。
沖村先生には「にしかわ化石館」開設のスタート時から関わっていただいています。今回も暑い中遠方まで来ていただき、長時間に及ぶ作業に化石魅力化プロジェクトメンバー一同感謝しています。
来月には化石を整理して展示ケースへ収納が始まり、いよいよ開所準備本番となります。
ご期待ください。
令和3年6月21日 ~地域のお宝~活用方法を協議
「にしかわ」での意見交流会
令和3年6月21日(月)、油木高校・神石高原中学校・油木小学校から先生方を招き、「にしかわ化石館」オープンに係り展示内容・活用方法についての意見交流会を開催しました。
化石館内や数々の化石標本を見学していただいた後、先生方からは、次のような意見を伺いました。
・「地元で採れた(地元の人が集めた)実物は身近に感じられて興味が持てる。自己学習・生涯学習の第一歩となる。
・「歩いて来られる立地条件なので2時間続きの授業で利用可能である。」
・「情報の場として、調べ学習・自由研究・科学研究の情報が得られるとよい。」
・「個人的に興味がある生徒もいる。個人の学習の場としての使い勝手がよいのではないか。」
・「映像や音響も工夫すればよい。ユーチューブの利用も考えられる。小さな子にも興味がわくのではないか。」
令和3年5月 にしかわ化石館完成近し!
令和3年5月14日(金)、1月に仮収蔵庫に移動させ化石の同定や化石標本の台帳整理を行っていた西川功さん所蔵の化石が、ほぼ改装工事を終えた展示室(「にしかわ化石館」)に帰ってきました。所蔵されていた化石は約7000点(ケースにして約300個)もあり、当日はほぼ1日をかけての作業となりました。
今後は「にしかわ化石館」の内装仕上げと同時進行で、展示方法・活用について学校関係者とも協議をしながら完成をめざしていきたいと思います。
西川功さんが独学で研究された化石類は、まさに「地域の宝」です。今回のプロジェクトが改めて「地域を元気にする」一助になればさいわいです。
各年度リンク